季節は夏。気温も高くなり雲一つない日が続くようになりました。太陽の光がギラギラして容赦なく肌に降り注ります。
アトピーの方にとってこの太陽の紫外線を浴び続けるというのは死活問題です。
その対処に使われるのが日焼け止めになるわけですが、実はこの日焼け止めを塗ること自体も肌には良くないんですよね。
ご存知でしたか?日焼け止めには有害成分が含まれていることを。ご存知でしたか?その有害成分が皮膚がんや生殖機能の低下させる可能性があることを。
もしも知らなかったのなら、被害を被る前に日焼け止めについて深く知る必要があります。ここでは紫外線がアトピーに与える影響と日焼け止めについて解説してますのでよかったら参考にしてみてください。
紫外線が肌に与える影響
ではまず紫外線が肌に与える影響について。まあ説明するまでもなく、紫外線は肌に悪影響を与えることで知られています。
無ければ無いで、ビタミンDを生成することができなくなってしまうので困るんですけどね。
今回はデメリット部分について書きますのでメリット部分は隅にしまっておきます。
紫外線には種類があるって知ってましたか?
では紫外線のデメリット部分についての解説から。紫外線と言ってもそこには種類があり、UVA、UVB、UVCが存在します。
それぞれ光の波長の長さで種類が異なるのですが中でも影響力が強いのがUVCです。影響力が強いということはそれだけ皮膚に与える危険性が高いということを示します。
引用:http://www.moltolice.co.jp/page043.html
そうですね、このUVCを浴び続けると皮膚がんや白内障は免れないでしょう。
ただ地上に降り注ぐ紫外線はUVA、UVBがメイン。
UVCはオゾン層に吸収されますのでさほど心配する必要はありません。←だったら脅すような言い方はやめて!
僕たちが気を付けるべきはUVAとUVBです。
UVA
UVBよりは肌に与える影響は少ないです。100~1000分の1。ただ地上に届く紫外線のほとんどはUVAで構成されていますのでここの対処は必須。
窓ガラスを通過しますので屋内にいても注意が必要です。また曇りの日でもこのUVAの降り注ぐ度数は晴れの日と、変わりありませんので曇りだからと言って紫外線対策を怠ると痛い目に合います。
UVAは真皮層の奥まで到達しますので影響を受け続けると、コラーゲン繊維が破壊されシミやたるみの原因となります。
引用:http://wander-nao.jugem.jp/?eid=2
上記の図はUVAとUVBがどのくらい皮膚を通過するのかを表したもの。UVAは影響力は少ないですが皮膚の奥まで到達することが分かります。
もちろんアトピーにおいても皮膚のバリア機能の低下は免れません。しっかりと対処を施しましょう。
UVB
UVAよりも影響力が強い。オゾン層に大半を吸収されますが、近年の環境汚染によるオゾン層が破壊。そのためUVBが降り注ぐ割合が高くなっています。
ただし、貫通性はUVAより低く、窓ガラスを挟むことでほとんど遮断が可能。曇りの日も3分の1になります。
ただ上述したように影響力は強いので対策をしていないと肌の老化、肌荒れ、最悪皮膚がんにもなる恐れがありますので注意が必要です。
日焼け止めの猛威!知らずして使うとやばいです
さて、上記では紫外線による影響力を説明させていただいたわけですが、その対処に使われるのが日焼け止めです。アトピーをお持ちの方も紫外線対策で日焼け止めを使っているという方もいらっしゃるでしょう。
ただ冒頭でも言った通り、日焼け止めには有害成分が入っているという事実があります。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
その有害物質になるのが紫外線吸収剤と紫外線散乱剤です。文字通り、これらの材料は紫外線を吸収したり、反射させたりする役目があるのですがそこにリスクがあったんですね。
正確に言うと、吸収剤の主成分であるオキシベンゾンという成分、散乱剤においては酸化チタンと言う成分が有害となっています。
オキシベンゾンはアレルギー反応やホルモン異常の可能性を指摘されています。なんでも日焼け止めを塗っている人たちが海に入ることで、そこに生息するサンゴが死滅しているという論文もあるくらい。
人間がそれを直接体内に取り込むわけではありませんが、サンゴをそれほど窮地に追いやっていることを聞くとあながちオキシベンゾンの危険性は否定できませんよね。
酸化チタンも同様、脳や精巣に入り込むリスクがあり、細胞死や生殖機能の低下を指摘されています。
まああくまで可能性の話になるわけで、それが必ずしも悪影響を与えるとは限りません。ただアトピー患者の目線で見れば、皮膚がもともと弱いのでそういった影響を受けやすいのではないかと言うのが僕の見解です。
発がん性や生殖機能の低下がないにしろ、肌の負担になっているのは間違いありません。
できることなら、日焼け止めは塗らないほうが良いと思います。
近年で注目を浴びている飲む日焼け止めとは?
さて日焼け止めが使えないとなると、紫外線対策でできることは限られてきます。
ガラス窓にはUVカットフィルム。外出する際は肌の露出をしない格好に日傘を持参するくらい。
ここまですると、逆にストレスではありませんか?外の気温は30℃を超える中で、一人紫外線対策に長袖と日傘。なんでこんなうだるような暑さの中で重装備をしないといけないんだ!
僕も基本、外に出る時は長袖ですが、(肌を見られたくない気持ちもある)正直周りの方と恰好が違うので恥ずかしい思いをしています。
そんな時、目に留まったのが「飲む日焼け止め」。
いつも塗っている日焼け止めを飲むわけではありませんよ。日焼けを防止する成分を含んだサプリのことを「飲む日焼け止め」と総称されています。
その中でも効果を期待できそうなのが、ホワイトヴェールというサプリ。主成分がニュートロックスサンという成分。聞きなれない成分ですが、スペインで開発されており紫外線に強い天然ポリフェノールです。
そのほかの飲む日焼け止め(雪肌ドロップ、ポルク)も主成分は大体ニュートロックスサンで構成されています。
話は少し脱線しますが、どの商品も定期を推してますねw単品だと結構高い。定期にするのはサプリと言うものが長期間服用しないと効果が表れないという性質があるからです。
だからあえて、単品を高くして定期だと安くする戦略を取っています。
結果的にコストはかかりますが、効果を発揮するにはそれ相応の時間がかかるのも事実。決してお金を取ることだけを目的にしているのではないということです。
さて、飲むサプリを色々探してみたのですが、一番コスパが良いのがホワイトヴェールでした。
サプリなんかに頼りたくないというのなら今まで通りの対策をすればいい。ただ外出する時に汗だくになってまで重装備をするなら、サプリを試してみる価値はあるのではないかと思います。
日差しが強くなり、紫外線指数が高くなるのは5月から。
この記事は8月に書いていますが、サプリを試すのなら、冬ぐらいからがちょうどいいですね。えっと、今飲んでも今年の夏の紫外線対策はできませんので今のうちにその辛さをかみしめておきましょう。
そしてその辛さがサプリ一つで解消されることをイメージしてみてください。
月々数千円で、副作用や煩わしさのない紫外線対策ができるのですから、これを気に試してみても良いのではないでしょうか?