ドラッグストアなんかに行くとアトピーに良いとされる薬が多数取り揃えてあります。
- 病院に行って、先生に症状を見られるのが嫌。
- 医者が処方する薬ではアトピーが改善されない。
こういった理由で病院へ行くのに躊躇し、ドラッグストアで薬を買い求める方がいます。
しかし、これは辞めたほうが良い!
その理由と今後どうするべきかを解説します。
そもそもアトピーは薬では治らない
まことに残念なことに、アトピーは薬で治すことはできません。
薬で完治したという方もいますが、それは薬の効果ではなく自身の治癒能力により完治したのです。
例えばアトピーの方がよく処方されるステロイド。この薬は炎症を抑える上でとても有効なのですが、長期間にわたって使い続けると、ステロイドそのものが炎症を促進させる物質へと変化します。なのでいかに短期で治すことができるかが重要なポイントになるわけです。
これはステロイドに限らず、薬全般に言えることです。
薬はあくまで症状の緩和が本来の役割でそれ自体が病気やけがを治すといったことはできません。それを知らずに使い続けると完治は遠のき、無駄なお金を払い続けることになります。
ドラッグストアで薬を買い求めてはいけない3つの理由
上記を踏まえドラッグストアで薬を買い求めるべきではないという理由を以下に述べていきます。
非ステロイドも同様のことが言える+効果が低い
ステロイドではアトピーが治らない。
これに気づいたことで非ステロイドの薬を求める方がいます。しかし上述した通り、”薬”ではアトピーを治すことができません。ドラッグストアなどでは非ステロイドの薬もたくさんありますが、ステロイドが入ってなかろうがアトピーは治りません。
それに非ステロイド系外用薬も副作用はあります。薬は言い換えれば毒ですから副作用のない薬はありません。(漢方薬は特例。)ステロイドほどではありませんが、使い続けても治らないですし、何より効果が低い・・
それどころか炎症を抑える力が弱いので、以前よりも悪化する可能性が高くなります。
上述した通り、薬っていうのは症状を緩和させるために使用するものであって治す目的で使うものではありません。症状を抑えるにはステロイドが一番。症状を抑えている時間を有効活用して根本療法を勧めていくやり方が本来の治療となります。
自分に合った薬が分からない
ドラッグストアで薬を買うということは自分の判断で薬を手に入れるということです。
ネットで市販薬について検索すると紫雲膏(漢方薬)、フルコート(ステロイド)、サンホワイト(保湿剤)、他がおすすめですっていう記事がありますが、どれも薬種が違いますので何を基準におすすめしているのか僕にはさっぱり分かりません。
唯一、皮膚科ではあまり処方されることのない漢方薬を試してみるのは悪くはありませんが、漢方なんて自分に合った薬でないと効果はゼロです。漢方の扱いってそれほど難しいんですよ。医者ですら難しい。まず皮膚科の医者は西洋学を学んだ方が多いので適切な漢方薬を処方するのは無理だと思います。一番は漢方医に診てもらって処方してもらうのが良いのですが数が少ないのが残念なところです。
当然、お店には薬剤師さんがいて、その方にアドバイスをもらいながら薬を買うことができますが正直あてになりません。確かに彼らは薬の知識はありますが、少し話を聞いたぐらいでは自分に合った薬を選ぶのは困難だと思うからです。
ましてや皮膚科医でも改善させるのが難しいので、なおさらのこと。僕も以前、ドラッグストアで薬を買い求めたことがありますが、イマイチピンとこない回答をもらった経験があります。
うん、これは自分で選んだほうがまだマシだなと・・
ちなみに薬を選ぶポイントになるのは薬効、副作用の強さ、抗生物質が入っているかが見るべきポイントになるかと思います。そう考えるとアトピーの症状を緩和させあるにあたってステロイドが一番だという結論になります。
保険の適用外
これは当然と言えば当然ですが、市販薬は保険の適用外だということ。
病院だと一か月分で1,000円もかからないのに、市販だと1週間分で1,000円を超えるのが多いですね。シャンプーや石鹸、食べるものにしたって何かとお金がかかるのに薬でそんなにもってかれては生活が苦しくなります。
いやー、まじでアトピーだと得することねえです。
改善できるかも分からないものに普段の倍以上のお金を支払う価値はありますか?冷静に考えると分かるのですが、医者を信用できなくなってしまうとその冷静な判断もできなくなり少しの希望を追ったはいいものの変な道を選んでしまうことは良くある話です。
今回は保険の適用”外”。道を踏み外すことで気づきを得ることができますが、しっかり知識を蓄えておけばリスクを最小限にすることができます。
正しいアトピー治療をしていくためにできること
結局薬の種類を変えてもそれはうまくいっても改善にしかなりません。
完治を目指すのであれば、自身の免疫力を正常に戻す必要があります。そう、アトピーは自身の免疫異常によって発症する病気。欧米食、環境汚染、ストレス社会・・それらが重なって免疫力は徐々に狂い始めました。
今やるべきことは生活習慣の改善で8割は対策が可能です。
和食を食べて、気持ちよく働いて(運動を取り入れる)、しっかり寝る。それを軸にして症状の緩和に薬や化粧品を利用する。そうすることで徐々に免疫力は正常化しアトピーも次第に治っていきます。
一度悪循環に陥ると抜け出すのが大変
ただそうは言っても現環境を変えるには一苦労します。ただ空気を吸うだけで花粉やらPM2.5やらを吸っています。
近くにはコンビニ、スーパーがありますが置いてあるもののほとんどに化学調味料や砂糖が加えられています。気持ちよく働ければストレスもないのでしょうが、アトピーだと周囲の目が気になるし、汗をかくと体が痒くなりそれを我慢するのもストレスです。
こういった負担をかけると自律神経に乱れが生じ、夜もなかなか寝付けなくなります。
改善しようにもどこに手を付けて良いのか分からない。悪循環に陥るとそこから抜け出すには知恵と努力が必要です。
だからアトピー治療は難しい。
僕も現環境を変えるために色々と試したものです。仕事を辞めて、脱ステに踏み切って失敗して・・
その失敗があったからこそ気づきを得ることができ、治療の糸口も見えたのですが失ったものは余りにも大きなものでした。今では在宅ワークの傍ら派遣という異例な仕事をしていますが、自分には合っているようで有意義な毎日を送っています。
少しばかり時間に余裕ができたのでストレス解消に散歩するのが今の楽しみ。と、まあ現状を変えることに成功はしましたが僕のように代償を大きくする必要はありません。
一度にまとめてやるのではなくできることから始めよう
苦しみから解放されたいがために一度に負担を大きくしても挫折するのがオチです。
続けているうちに自信がなくなり絶望を味わいます。
そうなると耳に入ってくる情報すべてが信用できなくなり改善の機会を失います。情報をシャットダウンすれば確かに詐欺にあうことはなくなりますが、改善の機会を失っては元もこうもありません。
何でもそうですが成功者っていうのは、まず失敗してその教訓から成功を自らの手でつかみ取っています。
もちろん失敗することなく成功する天才もこの世の中にいますが・・
何でも試せというわけではありません。ただ情報はできるだけ多く仕入れ、良さそうだと思ったのなら試してみる。このまま何もしないで時間をただただ消費するのは余りにももったいないことです。
であれば、失敗してでも試してみる。
上述した通り、苦しみから逃れたい一心で自暴自棄になるのは良くありません。
しっかり情報を仕入れ分析、それから行動です。
まずはリスクの少ないものから、自分にできることからやるようにすれば成功確率はぐんとあがります。
さて今やるべきことはドラッグストアで薬を買い求めることなのか?それが間違っていたと思うのなら少し時間を設け、自分にできることからやっていただければと思います。ちなみに僕は普段の生活習慣の改善に加え、その補助に化粧品を利用することで治療が捗ると思っています。思っているというか実際に試してみた中ではこれが一番楽だなって。
で、その化粧品っていうのが以下で紹介しているものになります。皮膚を丈夫にするという意味では理にかなっていてアトピー治療にも役立てることができます。
もし興味が湧きましたら詳しい記事がありますので下記をご参照ください↓