普段は不真面目な管理人ですがこれはいたって真面目な話。
極めて深刻な悩みを抱えることがあります。
そう、それこそが陰部の痒みです。これじゃあ性行為をするときに困るじゃないか!(尚、現在彼女はいない模様)
また悪い癖でつまらない冗談を言ってしまった。とにかく、アトピーの影響なのかは分かりませんが、アソコがすごく痒くてもどかしい時があります。一度それが悪化してしまうと中々治らないので真面目に対処法を考えたいと思います。
陰部の痒みで予想される病気一覧
アトピーの方でもそれがアトピーの影響ではなく別の病気の影響で隠部が痒くなる場合があります。
病気が異なれば当然対処の仕方も異なりますので、まずは陰部の痒みの原因を調べる必要が出てきます。というわけで考えられる病気とその特徴をまとめようと思います。
接触性皮膚炎の影響で起きる痒み
まず考えられるのがアトピーをはじめ、接触性皮膚炎の影響で起きる痒みです。後述する感染症による痒みとは別に外部の刺激によって痒みが生じるのが特徴です。
例えば女性でしたら、タンポンのヒモやナプキンなどの摩擦によって痒みが生じる恐れがあります。男性の場合は蒸れによる痒み、ゴムが肌に合わない時などに痒みが生じる可能性があります。
なお、アトピーの場合は上記の原因に加え、外部の刺激がなかったとしても痒みが生じる恐れがあります。例えばストレスやペリオスチンの関係で痒みが生じる場合があるので接触性皮膚炎よりも対処が難しくなります。
感染症の影響で起きる痒み
次に考えられるのが感染症による痒みです。感染経路は言わずもがな、性行為によって感染する可能性が高いです。参考に以下で感染症、ならびにその特徴を書いておきます。
ちなみに感染症は基本的に自然治癒しませんので、症状が現れた場合は早急に病院に行くことをお勧めします。
性器ヘルペス
単純ヘルペスというウイルスが感染して起きる病気。
感染すると性器やお尻の周りに水ぶくれが起きるのが特徴です。性行為をしてから2日〜10日の潜伏期間があり、初期は痒みやむずがゆさを感じます。
一度感染すると腰仙骨神経節の神経細胞に定住するため完治することができませんが、専門の投薬により症状を打ち消すことが可能です。
主に風邪などで免疫力が低下した時やストレスの影響で再発するリスクが上がります。
性器クラミジア
クラミジア・トラコマティスという細菌が感染して起きる病気。
日本で最も多い性感染症といわれていますが、症状に出にくいため気づかぬうちに症状が進んでいたという方も結構いるようです。
男性の約5割、女性の約8割が無症状と言われていますので少しでも違和感を感じるようでしたら早期検査を受けることをおすすめします。
症状の特徴としては男性ですと排尿時の不快感、尿道炎になり、女性ですとオリモノの異常やかゆみ、痛みが生じるのが特徴です。
性器カンジダ症
カンジダという真菌が感染して起きる病気。
カンジダと聞くと女性がなりやすい印象を受けますが、男女問わずカンジダ菌は体内で生息しています。
この菌は日和見菌のため免疫力が正常であれば悪さをしませんが、ストレスなどの影響で免疫力が低下したときに発症率が高まります。
症状として強い痒みのほか、口内炎や唇に炎症が起こりやすいのが特徴です。
治すには抗真菌剤を使用しながら免疫力の強化をはかる必要があります。アトピーとカンジダは結構深い関わりがあるので、その関連性を表した記事を書いております。興味のある方はご一読いただければと思います↓
⇒カンジダとアトピーは深い関わりがある!悪化を防ぐための対処法を合わせてご紹介
毛ジラミ症
毛ジラミという寄生虫が感染して起きる病気。
オス、メスともに吸血し血液を栄養源にして生息しています。感染経路は9割以上が性行為によるもの。陰毛同士が触れ合うことで感染します。つまりお互いパイパ○だと感染しないってことだね・・
体調は0.8mm〜1.5mmなので肉眼で見えなくもない。陰毛に生息するため剃毛することで除去することができますが、完全に除去することが困難なため治療は投薬が望ましいです。
それぞれ適切な薬を使うのが前提〜ステロイドは絶対に使わないこと
このように、痒みの原因は大きく分けて2つ。接触性皮膚炎によるものと感染症によるものがあることがわかりました。
感染症においては上記で紹介しきれていない病気もありますので病気を見分けるためにも病院で適切な検査を受けることが大切です。またそれぞれ適切な薬があるので自己判断で薬を使うとかえって症状を悪化させる恐れがあるため控えてください。
特にステロイドは厳禁。
ステロイドは痒みをスパッと抑えることができますが、免疫自体を抑制する働きがあるので感染症に使ってしまうと症状が進行してしまいます。
それに陰部はステロイドの吸収率が高いですからね。吸収率が高いということはそれだけ副作用のリスクも高くなるということ。
痒みが抑えられるからといって使うと後々痛い目にあいます。
まあ僕は学生時代その事実を知らなかったので股間にベタベタ塗りたくっていたんですけどね。彼女いないけど機能不全にならなくて良かったと切実に思います。あれ、でもステロイドって筋肉を増長させるって言うしアソコに塗るとビッグマウ・・
すいません自重します。
隠部のかゆみがアトピーの場合の対処法
感染症による病気でしたら病院に行き適切な治療を受けるのが望ましいのですが、アトピーによる痒みの場合はどうすればいいのか?
正直皮膚科に行っても適切な治療を受けられるとは思いません。
彼らは薬を出す選択肢しかないためいつまで経っても解決することができないと思います。だから自分で治すしか方法はない。
やっぱり普段人目につくことのない部分ですが、アソコが痒いって何とも気持ちの悪いものじゃないですか。ほかのかゆみは我慢できるけどここだけは我慢できないようなむずがゆしさみたいな。
とにかくどのようにして症状を打ち消すことができるのか。考えてみましたがやはり普段のアトピー治療とそう変わらないと思います。
ある程度清潔に保ち(無添加の石鹸を使うなど)、刺激の少ない下着(絹製品がおすすめ)を身につけ、基本的生活習慣の見直しをする。これが一番確実な対策になるでしょう。真面目な話、剃毛することで蒸れを防ぐことができるのでそれもアリかなと思っております。
ありとあらゆるところで生じる痒み。
アトピーである以上常にその痒みと戦っていくことになるわけですが、部分的な対処をしてもまた違うところで痒みが生じ、イタチごっこなってしまうことがあります。
何が言いたいのかと言うと部分的対処をするのはわるくはありませんが、同時に根本的にアトピーを治すことにも力を入れなければいけないということ。
少しの積み重ねで気づいたら痒みが消えていた。僕はそんな経緯で隠部の痒みがなくなりました。根本療法についてはTOPでまとめていますので部分的な痒みの対処とともにアトピーという病気を克服していただければと思います。
では今日はここまで( ´∀`)