アトピーの方は肌の乾燥もそうですが頭皮の乾燥も悩みの1つです。
僕も頭皮湿疹でかさぶたができるなど苦労した時期がありました。一度頭皮に湿疹ができるとなかなか治すことが困難になります。
実際に僕も頭皮湿疹を治すのに2年くらいかかりましたからね。
さてそうなる前の頭皮の乾燥。なんとしてでも頭皮湿疹になる前に対処をしたいところです。
今の状態を放置してしまうと・・
- つらい痒みに襲われます
- フケがでて周りの人たちから冷たい視線を浴びます
- 湿疹ができてそこから汁がダダ漏れ、不快な思いをします
- 頭皮が乾燥すると抜け毛が促進します
こんな思いをしたくなければ、今のうちに対処をしましょう。
頭皮が乾燥する原因
さて実際に頭皮の乾燥の対処をしたいと思うのですがその前になぜ頭皮が乾燥してしまうのか?
その理由を知っておきましょう。
- アトピーから来るもの
- シャンプーがあっていない
- 生活習慣の乱れ
以上の3つが考えられます。
どれか1つの対処をするという考えではなく上記の3つ全ての原因の対処をすることが重要です。さてこれだけでは分かりづらいと思いますので詳しく原因を見てみましょう。
アトピーから来るもの
アトピーの方は皮膚バリアが弱い傾向にあります。
そのため頭皮のバリア機能も低下し頭皮の乾燥を引き起こしてしまいます。
皮膚には保湿剤を塗るなどの対処ができますが頭皮だとなかなかそれができません。対策が難しいので頭皮は乾燥する一方。頭皮湿疹になるのも時間の問題です。
最近では頭皮に使用できる保湿剤もあるのですが・・
それについては後述します。
シャンプーがあっていない
おそらく頭皮の乾燥の原因で一番考えられるであろう問題が今使用しているシャンプーがあっていないという問題です。
あなたは普段からシャンプー気を遣い、使用していますか?
毎日使用するものだからこそアトピー患者はその日用品に気を遣うべきなのですが、なかなかそこまでケアできている方は少ないように感じています。
とくにシャンプーやリンスなどは頭皮に焦点を当てるのではなく髪質に焦点を当てる傾向にあり気づきにくい部分であるかもしれません。
しかし仮に現在使用しているシャンプーに有害成分が含まれていたら?残念ながら市販のシャンプーにはそういった有害成分が含まれています。
界面活性剤、保存料、パラベン、香料など。
それらは刺激物になりやすく皮膚のバリア機能を低下させる原因物質になります。そういったものが、市販のシャンプーやリンスには当たり前のように含まれています。
それを毎日使うことを想像してみてください。
あなたの頭皮はシャンプーやリンスで着実にダメージを受けているというのが想像できるのではないでしょうか。
このリスクを回避するには、シャンプーやリンスを変えること。こちらの記事はシャンプー選びについて詳しく書かれていますので参考にするといいでしょう↓
またシャンプーを変えるだけでなく、正しい洗髪をこころがけることも大切です。
僕の通う美容院の方もフケを防止するためにはシャンプーだけではなく、髪の洗い方も重要だと言っています。
この機会に正しい髪の洗い方をマスターしましょう。
生活習慣の乱れ
よくお酒を飲みすぎた、夜更かししすぎたなどの経験はだれもが犯したことのある経験でしょう。そして翌朝。肌の調子が恐ろしく悪い・・なんて事は無かったですか?
こうした生活習慣の乱れはそれほど肌に悪影響を与えているということです。当然アトピーに良くありませんから、ぜひ改善したい項目となります。
むしろ僕がアトピーを治す上で一番大切だと思うことが生活習慣の見直しです。
この生活習慣さえ規則正しいものにすることができれば、それだけでアトピーを劇的に改善できるのではないかとさえ思っています。
なぜ生活習慣の改善でアトピーを改善することができるのか?
それは生活習慣が免疫に与える影響が大きいからです。これだけでは伝わらないかもしれませんが免疫異常で発症するアトピーに生活習慣の改善は根本療法になるということです。
詳しくは当サイトの「治療カテゴリ」を見ていただくと分かると思います。
全ての人がこれに当てはまるわけではありませんが、少なくとも僕は生活習慣の見直しでアトピーを改善させた体験をしています。
以上が頭皮の乾燥になっているであろう原因です。
とくにアトピー患者は脂漏性皮膚炎ではなく接触性皮膚炎による頭皮湿疹になりやすいといわれています。
接触性皮膚炎とは何らかの湿疹の元になる物質(アレルゲン)が頭皮に接触することで起こる頭皮湿疹のことを言います。
その前触れとして頭皮の乾燥があるわけです。
さて事を重大にする前に一刻も早くその対処をしたいところ。
以下では上記の原因に付随してその対処法をご紹介します。
アトピーから来る頭皮の乾燥
アトピーといえば保湿といわれるように保湿を心掛けることでアトピーの重症化を抑えることができます。
ただ何度も言いますが、僕としては保湿も重要だと考えていますが一番は生活習慣の見直しです。ただ対処療法においては保湿は絶対だと思うのでその対処を怠ってはいけません。
さて肌の保湿は皆さんご存知の通り、保湿剤が有効になるわけですがそれを頭皮に使用する発想はあまり無かったかと思われます。
僕も最近までは保湿剤を頭皮に塗る発想が無く頭皮のケアに困ったものでした。ただ最近では企業もユーザーのことを考えて頭皮専用に開発された商品もあるようです。
それが「すこやか地肌」という商品です↓
僕も友人に薦められ一度使ってみたのですがとても使い勝手がよく当時は大変重宝したものです。何といっても保湿剤でありながら、しっかり炎症に作用してくれるのがありがたい。
乾燥は炎症の一歩手前の状態。しっかりと対策をすることで頭皮の乾燥を改善させることができ、あの潤いのある状態を取り戻すことができます。
一応、肌のダメージとなる成分が無添加ではありますが万が一、肌に合わない場合は返金保証が付いているので安心。
*カルボマー、フェノキシエタノールが肌に合わないこともありますので。
*現在は頭皮の状態が落ち着いているので使っていません。
詳しいレビューはこちらに書いていますので良かったら参考にしてみてください↓
シャンプーがあっていない
僕が頭皮の乾燥の原因で一番に考えるのがシャンプーとリンスです。
おそらくシャンプーやリンスを刺激の少ないものにすればそれだけで乾燥やかゆみを改善できるのではないかと思っています。
まあそれだけCMで紹介されているようなシャンプーやリンスーは刺激が強いということです。
ではそのシャンプーの何がいいのか?
一応上記で紹介した”アトピーの方のシャンプー選び”の記事を見ると分かるのですが、この際、そのシャンプーをここでも紹介します。
長年、低刺激のシャンプーを捜し求めていた僕が今安心して使っているシャンプー。それがうるおってというシャンプーです。
まあ何がいいって無添加はもちろんのこと、髪質もよくさせる成分が配合されているところでしょうか。
髪質もよくなるのでリンスは不要。正直リンスの方が肌の刺激になりやすいため抵抗していたのですが、うるおってであればその心配も必要ありません。
だってシャンプーだけで十分なのですから。
あとは値段との相談ですね。といっても無くなるまで約半年持つのでコスパは十分だといえます。
女性の場合だと髪が長い分、消費のスピードが速くなると思いますがそれでもリンスがいらないことを考えると決して高い値段ではないと思います。
毎日使うものだからこそ、その日用品には気を遣い安心して使えるものを選んでください。余談ですがモデルの道端ジェシカさんもこのシャンプーを使っているそうです。
興味のある方はぜひ使ってみてください↓
生活習慣の見直し
生活習慣といっても一日ですぐに改善できるものではありません。
それゆえに実践しない方が多いのですが生活習慣の見直しこそ根本的解決となる鍵となるのです。
詳しくは説明しません(説明するとめっちゃ時間かかるので。)が、当ブログを巡回すればその必要性も分かっていただけると思います。
答えは全て書いているつもりなので時間があるときに見てやってください。もしかしたらあなたにとって有益な情報が潜んでいるかもしれません。
まとめ
以上が頭皮の乾燥の原因とその対処法でした。こういった対処法は万人が万人適しているとは限りません。
色々とやってみて自分に合った対処法が結局一番の対処法となります。なので諦めずに自分が信じる道を歩んでいただければと思います。
それにしても頭皮湿疹は辛かった。猛烈な痒み、じゅくじゅく、ふけ。もう二度とあの辛さは味わいたくありません。
頭皮の乾燥はその一歩手前の状態。決して僕のような道だけは歩まないでくださいね。
では今日はここまでヾ(・・)