生まれて20年以上が経ちますが、その間ずっとアトピーと共に生きてきた。
初めこそはひたすらアトピーを治すために奮闘していたのですが、これといった成果は得られずいつしか疲れ果ててアトピーと向き合う気力を失っている自分がいました。
かゆみと痛みが襲い掛かり全身から血を流す。何もやる気がおきず、アトピーを治すどころか生活を送るのも嫌になります。それでも意思とは関係なく皮膚は傷を癒そうとするのだから余計にもどかしくなるのです。
果たして自分の人生に意味はあるのか?このまますぐに死んでしまったほうが楽になれそうだ。
こういうことを考える日が増えていきました。
このまま治らないのではないかという不安
今でこそ、そういうことを考える日もありますが、そんなことを思い詰めても人生が変わるわけでもないし自分に死ぬ勇気なんてこれっぽちもありません。
だから人生を変えるために、生きていくうえで錘(おもり)となっているアトピーを治すことを決意した。
たまに運営しているサイトやツイッターを通して、「あなたは強い(人間)ですね。」と声をかけられます。
でも本当は強くなんてない。弱さを見せないようにしているだけ。
あるいは気持ちだけでも強くする意識を働かせて不安と恐怖に心を押しつぶされないようにしているだけです。
結局僕自身もちっぽけで貧弱な人間の一人。
意地っ張りな鎧を身にまとい、弱さをひた隠ししているわけです。
本当はサイトを運営していくうえで、このまま自分に得られるものはあるのだろうか?アトピーは完治してくれるのだろうか?
そんな不安ばかりを抱え、見えない敵の存在に怯え、今にも逃げ出したくなる自分がいます。
他人の人生と自分の人生を比べると鬱になるから辞めたほうが良い
アトピーだからこそ、強く生きなければいけないと思ってしまう。強く生きないと、周りに飲み込まれてしまうから。
- 周りの人間の冷たい視線
- 定期的に襲ってくる猛烈なかゆみ
- 少しひっかいただけで血と浸出液で汚れる皮膚
周りを見てると友達や恋人を作って飄々と生きているようにしか見えない。
自分はこんなにも頑張って生きているのに。こんなにも辛い思いをしているのに。
なぜアトピーという病気を抱えるだけでこんなにも生き方が変わってしまうのか?考えても到底分からないことを疑問に思い、心に靄ができて、ついには鬱となってしまう。
- この悲しみは誰に伝えたら分かってもらえるの?
- この怒りは誰にぶつけたらいいの?
何も分からない。どうしようもない問題が次々と自分に襲い掛かり、それが解けない問題であることを悟って絶望に打ちひしがれる。
アトピーというハンデを課せられた時点で人生は詰みゲー。生きていたって意味が無い。
人間っていうのはうまくいかない時は人と比べてしまうものです。比較すること自体は悪くはありませんがそこで負の感情を抱いてはいけません。本当に鬱になるから。
大切なのはうまくいっている人の生き方を知ること。自分とあの人の生き方の違いは何なのか?もちろんアトピーを患っていない時点でその”差”を感じるでしょうがうまくいっている人が何の苦労もなしに成功しているとは思わないことです。
うまくいっている人は目に見えない部分で苦労しているからです。
眩しく見えるのはそういう負の感情を表に出さないから。だから自然と人が寄ってきていろいろな力をもらい、さらに駆け上がっていく。
そしてそういった人たちと自分を比べても意味が無い。劣等感を感じるだけ。何せ気持ちの部分ですでに負けているのです。勝ち目はゼロに等しいのは比べなくとも分かります。
なので比べるのではなくて学ぶこと。そうすることで自然とアトピーと真剣に向き合えるようになり完治するのも夢ではなくなっていきます。
客観的にアトピーの人に近づきたいと思うかを考えてみた
ではうまくいっている人から見たらアトピーの人はどう見えるのか?
正直、近づきたくはないと思うのが普通でしょう。人間というものは不幸を恐れる生き物です。ゆえに不幸の人間に近寄りたくないという心理が働いています。
アトピーの人は幸せに見えるか?
こんな質問を投げかけられたら、ほとんどの人が不幸だと答えるでしょうね。アトピーである本人もしかり・・
わざわざ不幸な人間に近寄って自分の人生まで不幸になるお人良しはいない。
ただでさえ幸福を感じる人が少ないのですから、わざわざリスクのある行動をとる馬鹿なんていません。
学生時代はまだ良かったよ。
自分の人生を考える人間はまだ少なく、あちらから声もかけてくれるから。
でも大人になるにつれて少しずつ知識を蓄え、リスクの回避スキルが向上していく。先ほども言ったようにわざわざ、リスクをとってまで人に関わる人間はそういない。
案の定、高校を出ると僕はたちまち一人ぼっちになってしまった。僕自身も人に関わることにメリットを感じないし、むこうもメリットがないと分かっているので一人でいたほうが気が楽でした。
初めこそは孤独を感じ憂鬱になる日もあるんだけど、一人の時間を長く体験すると慣れが生じ、それが当たり前だと感じるようになる。
これが適応力というやつか。あっても全然嬉しくない能力。こんな無駄な能力をもっと別のところで活かしたかった。
かわいそうな人間
こんなことを書くと、「それはあなたの経験であってすべての人がそうではない」と思う人もいるでしょう。
ひとりぼっちになったのは自分のせい。
アトピーでも友達がいる人はいるし、幸せを感じている人もいるんだよってね。
いや、そんなことは分かっている。でも僕はそれを知らない。かわいそうな人間なのです。
自ら壁を作って現状維持することでしか自分を守れないちっぽけな人間。本当は友達がほしい、アトピーも治ってほしい、ついでに恋人や金、名声がほしい。
飢えに飢えまくっています。
だから友達もいて、アトピーを全力で治そうとする人は尊敬します。ツイッターを見てると女の子は特に前向きだなという印象。
男はちょっとネガティブ、見てるこっちも憂鬱になるようなツイートが多い・・
人生を好転させるにはポジティブシンキングが大切
先ほど、自分とうまくいっている人を比較するのではなく、学ぶことが大切だと言いました。
学ぶとほとんどの人がポジティブであることに気づきます。そして失敗を失敗として認識していない。失敗は成功のもと。まさにこれを実現している人がほとんどなのです。
やっぱり人生を好転するためにはポジティブシンキングが大切。
こんな鬱文章ばかりを書いておいて、ポジティブが大切って何を言っているんだこいつはと思われるかもしれません。
いやほんとにその通りです。
でも色々な書籍やネットの情報を見てると、ポジティブな人ほど成功を収めている傾向にあるのがよく分かります。
失敗は成功のもと。
成功するために失敗を繰り返している。確かに、ポジティブに物事を考えることで新しい発想が生まれるし、持続力も身につく。
持続力さえ身に付ければ、成功するまで失敗を繰り返すことができる。
当たり前のことなんだろうけど結構見落としがちな部分でもあります。
それに頭で分かっていても難しい。やっぱり失敗を重ねるとメンタルやられるじゃないですか?
ましてやアトピーは自律神経の関係で精神状態で症状が変化する病気。メンタルをやられて、また立ち上がる気力と体力なんて持ち合わせていない。
僕もポジティブシンキングを身に着けようと頑張っているつもりなんだけどやっぱり難しいね。
何を伝えたいのか分からないネガティブな文章になってしまう。
ネガティブな自分もポジティブな自分も本当の自分
ポジティブであり続けることはできない、時には死にたくなるようなネガティブな状態になることもある。
そこで考えた。
無理にポジティブになることはしなくていいと。
ネガティブな自分もポジティブな自分も全部本当の自分。
時には死にたくなる時もある。
それでもその自分を受け入れ、ポジティブになれる時に頑張ればいいと。
そう考えると気が楽になった。で、結局何を伝えたいのか?
・・・
・・・
「適当に生きる」
今はこれが一番しっくりくる言葉かな。あまり深く考えないで、休むときは休んで、頑張るときは頑張る。この先どうなるかは分からないけど無理のない努力を積み重ねていくことで、いつしか理想の自分になれるのではないかと思います。
まとめ
人の価値観は十人十色。
人の生きる道に正解も間違いもありません。ただ生きている以上は少しでも幸福を味わいたい。
そのために何ができるのかを考え、適当に生きていく。
そんな人間に僕はなりたい。
p.s
今回は文章の構成を全く考えず、自分が思いついたことをだらだらと書かせていただきました。
そのため、何ともまとまりのない文章に・・って毎回まとまりのない記事書いてるから今更なんだって感じか。
それはさておき、執筆中はご覧の通り、鬱の状態(笑
後で読み返すと自分が怖い。
こんな奴と関わりたくないって客観的に思います。
まあそれも本当の自分。見て分かるように管理人はとてもちっぽけな人間です。鬱になって”この世界が滅べばいいのに”って思う時もあります。
そんなとき、応援コメントをいただくことで少しは元気になれるかもしれません。
「こいつクズで救いようがないな、でもちょっとは励ましてやろうか」と思ったときはコメントをくれると喜びます。
では今日はここまで(-ω-)/