同じ病気を患っていても男女で比較してみると、その病気の重さの感じ方には違いが生じるでしょう。
ちなみに管理人は男。
アトピーの女性の気持ちははっきりとは分かりませんが、それでも男性よりも苦労する場面が多いのは何となく分かります。
今まで自分の病気のことで精一杯だったので他人の事情に関しては無関心の僕でしたが、ふとアトピーを抱えている女性はどんな苦労をしているのかが気になり調べてみることにしました。
他人のことに興味が湧くのも自分のアトピーが改善され心に余裕ができたからかもしれません。
まあそれは良しとして、さっそく女性ならではの悩みに関して深掘りしていこうと思います。
アトピーは女性のほうがかかりやすい?
病気を患った以上、男女で発症率なんかを見てももはやどうでもいいことは百も承知。
ただ個人的に気になるから書く。ここはそういう自由な場であるということを認識して頂ければと思います。
では以下本文。
男女別でアトピーの発症率を調べてみると以前は女性のほうが発症率は高かった。しかし2016年のデータを見ると男性のほうが発症率が高いことが判明。
以前はエストロゲン(女性ホルモン)の関係でアトピーの発症率が高まるという見解がされていましたが、近年のデータを見る限りそれが当てはまらないのではないかと囁かれています。
調べてれば調べる程アトピーの原因は不透明になる。
研究が日々進んではいますが、未だにアトピーの発症及び治療において明確な回答は得られていません。
女性のほうが発症率が高いので何かと苦労しますねという声かけをして好感度アップ作戦を練っていたのですが、男女差は無いという事実を知り当初の計画が破たんしてしまいました。
まあこんなことを書く時点で好感度もくそもないんですけどね・・
それでもやっぱり女性は大変
発症率に関しては男女差がないという事は分かりました。
しかし、女性だからこそこの病気で辛い思いをすることはたくさんあるだろうと思います。
辛い経験をたくさんしてきたので、のーてんきなくせに肌がきれいな女の子を見かけると腹が立つわけです。(え、そんなことない?)
化粧を楽しめない
まず第一にあがるのが化粧。
女性は美を追い求める生き物ですから化粧はほとんどの女性がやっていることだと思います。
しかしアトピーを患っていると化粧品の成分が合わず肌が荒れてしまうという事もしばしば。
刺激性の少ない化粧で済ませている女性も多いでしょう。レパートリーが増えればあらゆる場面に対応できますがアトピーだと難しいです。
個人的にナチュラルメイクのほうが好きですが、厚めの化粧で印象を大きく変えられるというのは間違いありません。
ファッションを楽しめない
ファッションを楽しめないというのもおしゃれ好きな女子にとっては致命的。
ほんとはおしゃれなワンピースとか肌を露出させる服を着たいのに肌がごわごわだと勇気がいります。
それ以前にアトピーだと繊維そのものが悪化の原因にもなるので着たくても着られないというのが本音でしょう。
僕みたいにファッションに興味が無くてシンプルな服装で外を出歩いている人にとってはさほど大きな悩みになりませんが、おしゃれ好きの女子にとっては大きな苦痛になっているだろうと思います。
また髪の毛を染めたり、伸ばしたりすることも悪化要因になるので色々と窮屈な思いをしていることでしょう。
食事の制限
女の子って甘いものが好きなイメージ。でも甘いものはアトピーの天敵。
炎症を促進させてしまうのでむやみに摂取してはいけません。
友だちからケーキバイキング行こうよって言われても断らなければいけないのです。いや、いってもいいけど後々地獄を見ることになるので行かないほうが良いですよ。
かくいう管理人は女の子に負けずして甘いものが大好き。
ケーキとかチョコレートとかめっちゃ好き。
でも、アトピーが悪化することが分かっておりますので週に一度しか食べてはいけないという勝手なルールを設けています。
もしもアトピーじゃなかったら、もしもアトピーが完治したら・・
ケーキバイキングに行って全種類制覇してやりたい・・
恋愛についてどう思いますか?
話は変わり次は恋愛についてのお話し。以前、恋愛についての記事を書いたことがあるように、アトピーでも恋愛をしたいという気持ちは少なからずありますよね。
僕も彼女ほしいです。
でもアトピーだと相手に気を遣わせてしまうし、何より自分自身が気を遣いますので100%恋愛を楽しむことはできないのではないかと思います。
思いますというか、以前同じ病気を患った女性の方と付き合った経験があり、お互いが気を遣ってなんだかもどかしい思いをしたことがあります。
結局、恋愛を楽しむことができず、ストレスが重なる一方なので最終的には別れてしまいました。
何でしょうね、僕は男性なのですが、アトピーを患っていることにより女性目線で物事を考えているように思います。
おかまじゃないですよ。
ただアトピーがエストロゲンの産生過剰でなりやすいと言われているのでその影響で女性っぽいところはあるのかもしれません。
確かに小さい頃は女の子に良く間違われたなあ(関係ないかもしれんけど)
男性は内面よりもまずは外見を選ぶ傾向にあると思うので、肌が汚いと消極的になってしまう。
逆に女性は内面を選ぶ傾向にあり、そういった意味では男性がアトピーを患っていても女性よりかは恋愛はしやすい。
↑いや結局見た目が大事、金持っているかどうかで選ぶ女性も多いことには間違いない。
このことから男性より女性のほうが恋愛に踏み込みづらく、恋愛をするのが難しいのではないかと判断します。
男性より女性のほうがマメなのでアトピーは治しやすいとは思う
またまた話が切り替わり、今度はアトピーの治療について思ったことを書きます。
ツイッターなんかで何人かアトピーを患っている女性をフォローさせていただいているのですが、男性よりもツイートが多いと感じます。
今日は肌の調子がいいだとか、糖質を控えて料理をしてみましたなどなど。
気の向いたときにツイートを見てみるとこまめにつぶやいているなという印象があります。
アトピーは自分自身との戦いなので、SNS等でこういったメモを残すのはとてもいいことです。
ツイッターやフェースブックは他人のつぶやきを見て楽しむこともできますが、自分自身のツイートを見返すことで客観的に自身の生活を振り返ることができます。
自分がどんな生活をして、どんな時に調子が良いのか?
こういったことが分かるのでアトピー治療の参考にすることができます。
それに男性よりも肌のことを気にしている分、治したいという思いも強いでしょうから女性のほうがアトピーは治しやすいだろうなと思います。
何かと苦労する場面が多いですが、諦めない気持ちが大切。
今は苦労することが多くてもアトピーが治ればいろいろなことを経験することができます。
それこそ、お化粧したり、ファッションや食事を楽しむことが可能になるわけです。
体調が悪いと気が沈みやすくなりますが、そんな時だからこそ自分がやりたいことを思い描きましょう。
そうすることで治療も頑張ることができます。周りばかり見ても自分は変わりませんので、自分を見つめなおし治療に励んでください。