アトピー患者がよく病院で処方されるヒルドイド。はたしてこれ本当に安全なのでしょうか?
管理人はワセリンを処方されていたため、ヒルドイドは使ったことはありません。
ネットなどでは評価の高いヒルドイド。その真相について調べてみたいと思います。
ヒルドイドって何?
そもそもヒルドイドって何?という方もいるかもしれません。なのでまずはそれが何なのかを説明させていただきます。
ヒルドイドとは主成分がヘパリン類似物質で構成されたものとなっております。ヘパリン類似物質には保湿、血行促進、ターンオーバーといろいろな機能が備わっています。
保湿の目的でよくワセリンを処方されるところもありますね。ただこのワセリンとヒルドイドには明らかに違った特徴があります。
ワセリンは水分の蒸発を防ぐ、いわば皮膚表面に膜を張る役割に対し、ヒルドイドは肌の角質層に浸透し保湿をする役割を持っています。
保湿力に関してはこのヒルドイドが圧倒的に高いというわけです。
ヒルドイドの種類(なんでこんなにたくさんの種類があるのか?)
ヒルドイドと一口に言っても結構種類があるんですよね。例えばクリームとかローションとか軟膏とか・・
このように種類が分かれているのおはより肌に合うことを目的にしているからだと思います。ではこれらはどのようにして使い分ければいいのか?それを以下でご紹介します。
・・・
と思ったけどやーめた。
ヒルドイドの種類が変わっても有効成分量は変わらない
種類によってどのように使い分ければいいのかを紹介しようと思ったのですがやっぱりやめます。調べたんですがいまいち分からないから。
軟膏、クリーム、ローション、ゲルタイプのヒルドイドがありますがどれも有効成分量は3%と変わりありません。なのでこれは好みの問題かな。
強いて言えばクリームは副作用の報告があるためあまり使用はお勧めできないという点。ローションのように液体が柔らかいほど浸透率が高いですが効果の持続時間は減ってしまうという点。
これらを意識して使用すると良いかと思います。例えばひどい乾燥に悩まされている場合は伸びがよく、持続時間も長い軟膏がおすすめ。あとは使ってみてご自身に合ったものを選んでください。
炎症には保湿剤は使えないんだよなー
まあただね根本的なことを言うと、アトピーを完治させたいなら保湿剤は使用するべきではないと思います。
というのも保湿剤は自分自身の保湿機能を低下させるから。確かにずっと保湿剤を使っていれば、さほど副作用もありませんので良いのかもしれません。ただこれでアトピーが治ったと言えるのかと・・
一生、保湿剤にお金を払い続けて生きていくのかと。そう思うと何か違和感を感じませんか?
アトピー完治=体の機能が正常になること
僕はこのように思っていますからゆくゆくは保湿剤を断ったほうが良いという考えです。具体的には過去記事もありますので興味のある方はご覧ください(記事下方部分)↓
世間のヒルドイドへの注目
最近美容マニアの間でヒルドイドが話題を呼んでいたみたいです。
ちょっと前のお話・・・
機能面では、保湿、血行促進作用、傷の修復など効果はいろいろ。さらにシワまで撃退できるとのことで話題を集めていたようです。
比較的安価で購入できることから究極のアンチエイジングクリームだともてはやされていました。僕としては少し過大評価しすぎかなと思います。
究極が医薬品なわけがない。僕としてはそう思ってしまいます。究極は副作用の無い化粧品です。
薬と名のついた時点でそれは毒そのものです。どうかヒルドイドが究極だとは思わないでくださいね。
ヒルドイドの安全性
さて本題です。ヒルドイドは安全なのか?という問題について。
結論を言うとヒルドイドは比較的安全であるという位置づけです。よほどの敏感肌でない限り副作用もあまりなく、使用し続けても問題ないみたいです。
アトピー患者にバンバン出されるくらいだからまあ大丈夫なのでしょう。
僕は皮膚科の出す薬はあまり信用できないのでなんだか抵抗があります。実際にヒルドイドには合成界面活性材も含まれているので肌に合わない方もいらっしゃいます。
一度試してみる際はパッチテストをするなどの対処が必要です。とは言っても機能面では大変優れたものになっています。
実際は界面活性剤と言っても比較的刺激が少ないのもあります。ヒルドイドに使われている界面活性剤は比較的安全なほう。皮脂と交わる性質があるため成分を均等に肌に行き渡らせることができます。
まあ保湿成分が皮膚に浸透すれば当然、乾燥を防げるわけですが将来的に乾燥を治すのかと聞かれればその限りではありません。あくまで保湿剤は乾燥を防ぐもの。
乾燥を治す目的で使用すると痛い目に遭います。なぜそのようなことになるのか?それについては過去記事を参照していただければと思います↓
ただこのヒルドイド。高いだけの化粧品を使うより、よっぽど使ってみる価値はありそうです。何といっても保険の適用が効くから安く済ませられるのが良いですよね。
ただ”もの”ばかりにとらわれていると治るものも治りません。
まずはアトピーの基本を押さえ、ヒルドイドなどを使う。あくまでアトピー治療の補助的存在であることを認識しておきましょう。
では今日はここまで(・∀・)ノ